iStudy ® Native World Pro導入事例 神奈川県立厚木商業高等学校 


神奈川県立厚木商業高等学校は、あのアテネオリンピックのソフトボールチームのメンバーとして同校の卒業生の中から2名の代表選手が選出されたことでよく知られています。
商業科目である「英語実務」の授業の中で平成15年度から音声対話型の英会話ソフトウェアiStudy Native World Proが活用されているとのことなので、さ っそく同校を取材してみました。

1年生全員と国際経済科で活用
atsugi01  同校では商業科、国際経済科、情 報処理科の3つの学科があります。
全学科の1年生全員と国際経済科の2,3年生がiStudy Native World Proの「海外渡航編」と「日常会話編I」を、語学実習室に設置されたパソコンを使って学習している。
同校の後藤充教諭にお話を伺ったところ、「パソコンリースの切り替え時に語学ソフトウェアの導入について検討していた際、他校の先生から“このソフトがいいのでは?”と 紹介してもらったのが導入のきっかけでした。」とのこと。 
  また、同校の先生方も実際に何度か使ってみて判断したとのことである。
「とくに、臨場感あふれる動画の外国人を相手に実際に会話練習ができること、音声認識機能によって話した英文の評価が表示されること、国際経済学科の場合、3 年間使うため学習場面が豊富に用意されていること、などが決め手になりました。」と導入の経緯を語る。


 
三位一体の英語学習
「英語実務」の科目では、教科書を使った授業、ALTによる授業、iStudy Native World Proを使った授業の三つをうまくミックスさせて授業が行われている。ALTは学校に週3日来校するので、このときには50分授業の中で1クラスを半分に分けて、約 20人の生徒は本ソフトを使ってバーチャル環境での英会話トレーニングをし、残りの生徒は隣の教室でALTの指導によるリアルな英会話実践を行っている。

本ソフトを使った授業もALTの授業も教科書の内容に沿って行われている。例えば、1年生の場合だと「海外渡航編」教材の一部のシーンである「飛行機内の会話」、「入国審査」、「税関審査」の 順に進行していく。また、「日常会話編I」教材の「道案内」などのシーンも活用している。
あるひとつのシーンには、シチュエーションによって話の内容が異なる複数個のスキットが含まれている。

後藤教諭は、「生徒が初めてソフトを利用する時は、ひとつのスキットについて、使い方、学習の流れ、ポイントなどを3時間くらいかけて指導しています。しかし、生徒が段々と慣れてくるに従い、自 分のペースでどんどん進んで学習しています。
「日常会話編I」教材では、文章も少し長くなりますので、やらせがいがありますね。生徒もやりがいがあるらしく集中して積極的に取り組んでいます。」と言う。
また、教師が実際の会話能力の向上を評価するために、生徒とスキット内容に沿った形でロールプレイも行ったりしているそうだ。
オリジナル・ワークシートも活用
atsugi02  生徒ごとの学習履歴情報は教師用のパソコンにインストールされている管理ソフトiStudy Native World Manager-EXで一括管理されている。
Manager-EXには、生徒ごとの学習時間や会話能力の総合評価点数などの学習状況を一覧表示したり印刷したりする機能が備わっている。
同校では、教師がこの管理ソフトを使って評価を行うのに加えて、生徒自身が進捗状況を意識しながら学習ができるように、先 生が独自に作成した厚木商業高校オリジナルのワークシートを生徒に配布しているとのことだ。
このシートは学習するスキット毎に作成されており、練習回数の目安(例えばVideoステップでは、「最低5回は繰返すようにしよう」)とか、学習ステップのポイント(例えば、C onversationステップでは、「相手の目を見て話す習慣をつけよう」)、などの目標やコメントが記述されている。
また、生徒は学習ステップで表示される評価点数をワークシートに記入するだけではなく、お手本となる会話文や言い換え表現などを記述することができるようになっており、「見る」「聴く」「話す」に「 書く」作業を加えた語学学習の4技能をバランスよく組み合わせることで英語習得の効果をより一層上げているようである。
 
ICT機器の利活用がますます盛んに・・・

  後藤教諭は、「一般の生徒はiStudy Native World Proの内容で十分ですが、国 際経済科ではインターネットや検定対策ソフトの利用やお手本の音声と学習者の音声を聞き比べができるソフトテレコなども使ったり、映画の一場面を見せて穴埋め問題を解かせたりすることもあります。」と おっしゃる

このように、場合に応じて様々なICTツールを利活用しているようだ。県内の他の商業高校との会議の中でも各校でICT機器やiStudy Native World Proを含めたソフトウェア等をどう活用しているか報告しあったりもしているとのことだ。

さらに、今年、中学3年生向けの体験入学でも約100人の中学生がiStudy Native World Proを利用し英会話を擬似体験したとのことであった。